#302 ガス業界_ トレンド

#302 ガス業界_ トレンド

トレンド
ガス業界は20年と21年を比較すると伸びてはいる。
ガスの種類を言うと、工業用ガスが全体の60%、家庭用ガスが25%、商業用ガスが10%

巣ごもり消費の反動:家庭用ガスは減少
行動制限緩和の反動:工業用ガスは増加、商業用はコロナ前ほどは戻っていない
資源の高騰により、価格が高騰

東京ガス、大阪ガスなどが上位企業。
東京ガスが都市ガスの中で全体の6割のシェアを持っている。

今後の目を向けると、「ガスの自由化」「温暖化対策」がポイント。

「ガスの自由化」により、消費者がガス会社を自由に選べるようになっている。
今までは、そのエリアだとどのガス会社が供給するのかが決まっていた。
ガス事業は電力会社と比べて、「保安業務」があるので参入障壁が高い。
ただし、徐々に競争が激しくなってきている。

また、「電力の自由化」に伴い、ガス会社の電力業界への参入が進んだが、
一方で、「ガスの自由化」に伴い、電力会社のガス業界への参入が進んでいる。

温暖化の影響で言うと、「冷夏・暖冬」になり、ガスの需要が減っている。
温暖化の改善策である再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力)事業への参入を図っている。
また、ガスで電気とお湯をつくる家庭用燃料電池「エネファーム」の普及活動を行っており。政府も支援している状態。

ガスはガスでも産業ガスというものもある。
これは、都市ガスやLPガス以外のガスの事を総称して「産業ガス」と呼んでいる。
・種類:酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、ヘリウムなど
・使用される場所:鉄鋼、化学、半導体、ガラスなど
製造業の会社で多く使われている。

産業ガスは、日本酸素HD、エア・ウォーター、岩谷産業などが上位企業である。
産業ガス業界も、コロナの反動で、業界全体が増収傾向にある。

今後のポイントは、グローバル展開
特にグローバル視点での半導体需要への対応は、大きなポイントになる。

参考記事
https://gyokai-search.com/3-gass.htm
https://gyokai-search.com/3-sangyo-gass.html

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