エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線

人の忘却に関するメカニズム。
ドイツの心理学者であるエビングハウスさんが提唱したもの。


「節約率」という言葉の意味を理解しないと間違った解釈をすることになる。
今覚えたことは20分後には42%忘れているという意味ではない。

今10分で覚えたことを、20分後にまた記憶しようとすると10分×42%の時間で記憶される、という考え方。
言い方変えると、58%の時間短縮を実現→節約が出来るということ。

この考え方を応用すると、
・記憶するには「複数回アウトプットが必要」
・なるべくアウトプットする機会は、「間隔を短くした方がいい」
という事が言える。

昔、インプットしたものをアウトプットするためには、「2週間に3人の人に話をした方がいい」という事を聞いた。
誰がどのような根拠で言っていたのかは分からないが、自然と意識するようにはなった。

どのタイミングで「復習」したり「アウトプット」したりする機会をつくればいいか?
エビングハウスの忘却曲線をベースには考えにくい。
少なくとも、1か月後の記憶はかなり曖昧ということは間違いないので、
結果的には、「2週間に3回」あたりが正解に近いのかな。