三つ子の魂百まで

三つ子の魂百まで

これは、「人格や性格は3歳までに形成され、100歳まで変わらない」という諺です。

部下の教育を行う上で、人の人格や性格まで変えようと思っているリーダーもいますが
基本的に難しいのではないかと思う。
「三つ子の魂百まで」に倣い、変えようと思っても変わらないということを前提に、
強み・弱みをとことん知ったうえで、どのように成長を促していくかという思考を持った方が気も楽になるかと🙄

マーケティングに視点を変えると、
ターゲット層が幼少期・青年期にどのような経済環境・家庭環境で育ったのかを知ることが重要という考え方がある。
これも、三つ子の魂百までと同じ考え方で、幼少期・青年期に価値観が形成されるので
ターゲット層の消費行動、お金の考え方を知ることもマーケティング活動の重要な要素。

例えば、景気が良いときに育った人と、景気が悪い時に育った人だと
お金に対する考え方が違い、消費行動も変わってくる。
ミレニアル世代とかZ世代と、世代別で分けるやり方があるが、世代別にマーケティング活動の有り方を変えるのは基本中の基本。
ミレニアル世代は2020年に39歳を迎えた人まで、Z世代は2020年に25歳を迎えた人まで。
ITバブルを経験した、就職難を経験した、SNSが流行り始めた時期に育った、すでにSNSが当たり前の時期に育ったetc
マインドセットの切り替わりは時代の切り替わりでもある。

自分が生きてきた沿革に照らし合わせて、経済環境がどのように変わってきたかを調べてみると
自分のマインドセットが少し分かったりする。