税制改正:中古住宅は恩恵を受ける

税制改正:中古住宅は恩恵を受ける

少し前の話だが、住宅ローン控除の控除率が1%→0.7%になったことは話題になった。

住宅会社にとっては今後の住宅購入検討者に対するネガティブ要因にもなり
集客や追客過程でマイナスに働くことも予想はされる。

ただし、今回の住宅ローン控除に関する税制改正については、
ポジティブネタもある。
中古マンションは築25年以内の物件が対象だったが、
昭和57年以降に建築され新耐震基準適合マンションであれば住宅ローン控除を受けれる。
今まで25年縛りの中古マンション探しをしていた方からすれば
検討幅が広がることは朗報ではないだろうか。

一般的に築年数が長ければ長いほど価格は下がる。
それは建物の価値が下がるということ。
その分不安な点だって当然ある。
品質は大丈夫なのだろうか?と。
室内のデザインはリノベーションで何とかなるが、
外観や品質は自分たちではどうにもならない。

suumoの調べでは、築25年以上のマンションの資産価値はそこまで変化がないというデータもあり
購入タイミングとして最適なのは築25~30年くらいか。
新耐震基準のマンションであることを条件に、あとは大規模修繕工事が定期的に行われているか(通常は12年に1度)
についても確認したいところ。
しっかり大規模修繕が定期的に行われていれば築25年物件は本当に丁度良い。
あとは立地や個人の細かい条件のみ。