納税=社会貢献

納税=社会貢献

売上を上げる、利益を残す・伸ばすのは、
企業を評価するうえでの分かりやすい項目であり
そんなもの当たり前だと意識が強かった。
なので、「なぜ会社は利益を残す必要があるのですか?」と聞かれたら
会社を、事業を存続させるためというシンプルな答えが思い浮かぶ。

北の達人社の木下社長が考える利益を残す目的は2つある。
・お客様がお金を払いたいほど喜ぶ商品・サービスを提供し、お客様の役に立つため。
・利益を納税という形で社会に還元し、社会全体の役に立つため。

そんなの当たり前では?とか、今更?と思う人もいるかもしれないが、
そのように思った人は自分の口で誰にでも話せる状態だろうか。
少なくとも私はそうではなかった。
木下社長の記事を読むまでは。

理想ばかり語って会社運営ができるほど甘ったるいものでは無いという考えは一旦おいといて
特に上記の利益を残す目的の2つ目は深く考えたことはなかった。

税金の仕組みがないと生活は成り立たない。
犯罪が起き続けるし、火事は止まらないし、病院の受診料は高額になる。
インフラは整備されないし、街は汚れるし、戦争起きたら滅びる。
社会福祉法人の運営は補助金や助成金で成り立っているので
誰も老人や障害者の面倒を見なくなる。
学校がなくなり、子育て支援がなくなり、住宅ローン減税もなくなる。
そして、単純に国の統制が取れなくなる。
と考えると、税金の使い道を考える人の選任はより慎重に行う必要がある。

話は逸れたが、売上を出すことを目的にするのではなく
利益を出し納税をし社会貢献することを目的にすれば
日々の仕事にも大きな意味があると感じることができる。
赤字企業ではダメだ。