ニトリ:ファミレス事業を展開

ニトリ:ファミレス事業を展開

今年に入ってニトリ店舗に併設するカタチで2店舗が開店している。
まだ試験展開の最中だと思うが、運営をするニトリパブリック社は
元々いきなり!ステーキのFC店としても活動していた。

狙いは、下記2点。

・ニトリ店舗への来店頻度向上
→ビックカメラはもはや家電だけを売っているお店ではない。
日用品や医薬品、アルコール類なども販売を行い、店舗への来店頻度を上げる動きを取っている。
ヤマダ電機は大塚家具を買収し、住宅やリフォーム事業とも連動させ
住宅関連事業すべてを網羅しながらワンストップサービスを提供できる状態にしている。
ニトリも同様。

・衣食住全体での提案力向上
→ニトリ店舗内では既に様々な家具、食器、衣類などが販売されている。
生活する上で必要なものを全て提供できる状態にする事で
ニトリブランドの向上、あらゆる角度から新規客・リピート客の向上を目指せる。

本業が好調なので、ファミレスでの利益は現時点ではそこまで追求する訳ではなく
寧ろニトリ店舗への流入効果を高めるという要素が強いと思われる。
ただし、ファミレスはファミレスで段階的に新しい施策を行っていく可能性は感じる。
プレナス社のように農業への進出も考えられる。