#306 非鉄金属業界_ トレンド

トレンド
非鉄金属業界の上位企業は、住友電気工業、三菱マテリアル、レゾナックHD、
エネオスHD、住友金属鉱山などが挙げられる。

こちらもインフレによる金属相場の上昇により業界全体の売上は増加傾向。
商品としては、
・電気銅
・亜鉛
・電気銀
・電気金

今後の話に目を向けると、金属相場の変動により大きく変わるので予測しにくいが、
「脱炭素」に向けた、電池商品・電池関連部品の開発が業界全体の底上げに
どこまで寄与していくかがポイント。

特に、EV車でいうと、「軽量化」が進んでいるが、電池やモーターを搭載すると重量が重くなり
「アルミ」を使うことで、「軽量化」「燃費向上」を目指している。
使われる場所としては、自動車パネル、油圧シリンダー、ボディ、内装部品、
リチウム電池に用いるアルミ箔など。

また、事業を大きく分けると下記3つになる。
・資源
・製錬：鉱山から目的となる金属を取り出す
・材料：製品として加工する

鉱山権益を保有している企業は、川上である資源事業のポジションを取れる。
製錬、材料化まで一貫して事業を行える企業もいる。
一方で、資源獲得ではなく、製錬事業に特化している企業であれば、
川上を抑えている企業とのマージンの変動が業績に直結する。
資源の獲得は、資本力がないと難しいのだが、海外企業に資源は依存する体質だと
日本のGDPは上がっていかないので、官民連携で海外競争への対策が必要になるかも。

参考記事
https://gyokai-search.com/3-hitetu.html

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