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株主資本・自己資本・純資産の違い

大企業と中小企業だと経営数値の大きさも違うし
中小企業だと大企業ほど財務諸表が複雑では無いので、
今回のテーマである「株主資本、自己資本、純資産の違い」については
正確な意味を知らない経営者や経理メンバーも多いのではないか。

特に、株主資本という言葉はあまり使わないように思う。
というか「BSの右下の純資産」という括り方で、自己資本=純資産というイメージを持っている人も多いのではないだろうか。

簡単に言うと、
・株主資本:資本金+資本準備金+利益剰余金
・自己資本:株主資本+その他の包括利益累計額
・純資産:自己資本+新株予約権etc

「自己資本比率」「ROE」という経営指標は「自己資本」の金額がベースになる。
「自己資本」に入っている「その他の包括利益累計額」には「資産や負債の含み損益」が入ってくる。
例えば会社が保有している有価証券の利益額を適正に評価した結果がここに計上される。
中小企業では見慣れないものである。
「純資産」に入っている「新株予約権」これも見慣れない。
となると、BSの右下部分は「純資産」という括り方にもなるし、「自己資本」という括り方にもなる。

自分の子供に「株主資本、自己資本、純資産の違いってなあに?」なんてことを聞かれることもないだろう。多分。

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投稿者: 人生ボチボチ

経営コンサルティング会社に勤務しながら、グループ企業の経営をしています。普段、新聞やネットニュース、本などから得た知識に、自分の実体験も交えながら、自由気ままに情報発信しているブログです。お気軽に拝見いただければと思います。 趣味:キャンプ、投資、ダイエット