焼畑商法

焼畑商法

大手が良く取っている戦略である。
需要があると考えた市場に攻め込み、利益を上げた後で、需要に陰りが見えたところで撤退する。

具体的な流れで説明してみるとこんな感じ。
・小さな会社が、ある場所を需要があると見込み、その場所で拠点を構え地域のお客様を獲得していく
・そして、インフラも整備され、人がより集まるようになる
・その場所に、大手が資金力を活かし、それなりの資金を投じてお客様を奪い取っていく
・それまで、小さな会社に集まっていたお客様は大手の店舗に移っていく
・ただし、需要が飽和状態になり、徐々に地域の人口減少や少子高齢化の波にのまれ利益も減っていく
・そこで、大手は店舗を閉めてまた新しい場所を求める

散々、荒らした後でいなくなる」ようなイメージ。

あくまでも、これは資源がある大手だから出来る事。
地域の中小企業は、大手の脅威に怯えるのではなく、どこで戦うかを絞りこむことが重要。
そして、生産性を上げて利益を残していかないと価格勝負になった時点で負ける。