仕事術あれこれ①

仕事術あれこれ①

究極の仕事術」の記事で、気になったものをピックアップする。

全く気にしたことがなかったが、「なるほど、そういう見方・考え方」があるのかと新しい発見がいくつかあった。

■会議の冒頭の言葉
「よろしくお願いします」で入る人は結構いるのではないか?
→これだと「相手を委縮」させてしまう可能性があると。
もちろん関係性にもよると思うが、相手にプレッシャーをかける。
これは勿論良い側面もあると思うが、1on1の場面とかで相手にプレッシャーをかけると
なかなか本音が出てこなくなるので逆効果になるだろう。
例えば、「よろしくお願いします」→「今日は時間を取ってくれてありがとう」から始める

■オンライン会議での話す位置
「正面で顔がしっかり写る位置」に座るのはセオリーのような気もするが、相手に与える心理状況は異なると。
根拠がある訳ではないらしいが、例えば、相手によって遠目に写ったり斜めで話したりすることで
プレッシャーの感じ方が変わるという考え方。

目的は、すべて同じで相手に「話しやすい環境を作る」ため

・関係性が深い相手なら、「遠目の位置にポジションを取る」
・関係性が浅い相手なら、「近めにポジションを取る」+頷きながら対応する
→プレッシャーをあたえず話しやすい環境をつくる、心理的安全性を生み出す

カメラのOn/Off
→Offにした方が「話しやすい」という人はいる。これは気持ちは分かる。
ただし上司からすると「何してるか、何考えてるか分からない」からOnにして欲しいというのが本音。
なので、上記に記載した話す位置を上司自ら変えることを実践していくと、相手のカメラOnの抵抗感がなくなるという話。

■具体的に話す
これは「些細なことでも具体的な表現をする」ということ。
そうすることで、頭の中のイメージが一致する(イメージングの一致)ので伝わりやすい。
例:あのリンゴ→赤くて表面がツヤツヤしているリンゴ
例:サンドイッチ→セブンイレブンで買ったシャキシャキレタスが入ったサンドイッチ

聞き手からすると、とてもイメージがしやすく、且つ「話を続けたくなる」。
話し手の印象も良くなるだろう。

1項目目の「会議の始め方」2項目目の「話す位置」についてもそうだし
出来そうでほとんどの人が出来ていない「頷きながら」聞くことも、相手に対する印象は間違いなく良くなる。