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なぜ金利を上げるのか

インフレが止まらないが、モノの価格が下がるまで
金利は上がり続けるか、一定のラインまで上げて据え置きする状態が暫く続くか、どちらかになるだろう。

インフレになることを予言していた人は、それなりにいると思うが、
経済の流れを整理しようと思う。

コロナ発端で考えてみようと思う。

<第一段階>
・コロナの影響(コロナ特需)で、日用品や家などのモノが売れ、生産が追い付かなくなる
・生産が追い付かなくなるが、需要はあるので単価を上げてもモノが買われるようになる
・モノが売れ、企業の利益が増え、社員の給与が増えると、モノの値段が高くなっても買おうとする
・生産量が増えると資源が足りなくなる
・モノが足りなくなると資源不足になり、生活に大きく影響する、同時にモノの値段も益々高くなる

※コロナ融資や、元々の低金利の影響もあり、企業は積極的にお金を借りるので、お金が回るようになる

<第二段階>
・資源不足への対応、またモノの値段が高くなる状況を抑えようと、国が政策金利を上げる
・政策金利が上がると、金融機関も金利を上げることになる ※政策金利と金融機関の金利の関係は別途
・金利が上がると企業がお金を借りにくくなる
・企業がお金を借りにくくなると新たな設備投資は控えるようになる
・企業の生産量が減る
・企業の生産量が減ると売上・利益も落ちるので、社員の給与も下げようとする
・社員の給与が下がると、モノを買う事に躊躇する
・企業はモノが高い状態だと売れないので価格を下げようとする
・生産量が安定し、モノの価格も下がっていく

ざっくり言うとこんな感じだろうか。
では日本は??という話だが、日本の場合はアメリカと違い、インフレだが年収が変わっていない、所謂スタグフレーションの状況。
だから金利を上げきれないのである。
ではこのままいくとどうなるかと言うと、消費者は本当に必要なものしか買わなくなる。
モノが高くなり、自分の給与は上がらない、良くない状態である。

じゃあ金利上げればいいじゃないか?となるかもだが、
そうすると、余計に給与が上がらなくなる、何だったら今よりも下がってしまう可能性がある。
※アメリカは年収が増えているから、金利増の意思決定もし易かったと考える

政府が、政策金利(短期金利)を上げ下げしているのは「景気を見ながらバランスを取っているため」である。
インフレ抑制は、供給と需要のバランスの中で起こるもの。

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投稿者: 人生ボチボチ

経営コンサルティング会社に勤務しながら、グループ企業の経営をしています。普段、新聞やネットニュース、本などから得た知識に、自分の実体験も交えながら、自由気ままに情報発信しているブログです。お気軽に拝見いただければと思います。 趣味:キャンプ、投資、ダイエット