ZOZOタウン

ZOZOタウン

前社長の前澤氏のインパクトが未だに大きいZOZOタウン。(そうでも無いのかな”(-“”-)”)
その前澤氏が宇宙飛行しYoutubeで飛行中の状況を投稿したことで
ZOZOタウンの宣伝効果にも繋がったのかもしれない。

前澤氏が退任したのは、2019年。
PB商品の影響で一時的に営業利益が下がった印象はあったが、
Zホールディングスの傘下になり、シナジー効果が少しずつ出てきている。

Zホールディングスと言えば「yahoo」である。
キャッシュレス決済ツールである「ペイペイ」は有名だが、
ZOZOタウンで囲ってきた顧客層を更に広げている。
ペイペイモールでZOZOタウンを扱うことで、ファッションに興味がある層だけではなく
興味がない層を取り込むことにも繋げている。

ZOZOタウンの現在の収益源の中で、
大きな変化が見られているのは、ペイペイモールでの収益軸が生まれたこと
また広告事業に強い「yahoo」のノウハウを生かした広告事業

ZOZOタウンを支えた経営幹部陣が続々と退任をしているが
新たな経営陣が、既存のZOZOブランドを有効活用とは別に「Yahoo」スキームを活かした
新たな収益軸が今の営業利益を支えている。
商品別の収支は決算説明資料を見る限り分からなかったが、
広告事業、ペイペイモールでのZOZO事業は粗利が高いのだろう。

アクティブ会員の客単価が下がっているが、もしかしたらこれは想定内なのかもしれない。
5年先まで、どのようなストーリーを描いているのか、楽しみである。