フィードバック手法

フィードバック手法

役職を持つと、部下や後輩へのフィードバックの機会が発生する。
そのときに、ある程度型を持っていた方が良質なフィードバックが可能になる。
良く聞くフィードバック手法について整理してみた。

■サンドイッチ型
・良かった部分を言う
・悪かった部分を言う
・良かった部分を言う

相手のモチベーションを上げることに特徴がある。
「褒める」で終わることが特徴。
ただし、「悪かった部分(改善点)」が薄まることがある。

■SBI型
・状況(Situation)
・行動(Befavor)
・結果(Impact)

「どんなときに」「どういう事をしたら」「どういう結果になった」
という流れでフィードバックを行うやり方。
これは、何がどういう結果に繋がったのか、相手の頭の中を整理してあげることができるので腹落ちしやすい。
SBIの流れで、最後に相手の意見を伺うと、最後は自分で話して整理することに繋がるので(オートクライン効果)
次のアクションにも繋げやすい。

ただし、ネガティブなフィードバックをするときに、相手が感情的になることもあるので注意は必要。

■ペンドルトン型
・何を話すのか
・良かった点
・改善点
・今後どうするのか
・まとめ

心理学者ペンドルトン氏が開発したフィードバック手法(これが一番覚えにくい)
レベル的には上級者レベルかな。
「何を話すのか」は自分からでも相手からでもいい、
良かった点はいいとして、改善点はストレートに伝えてもいいが、フォローを入れながらの方がいいかも。
→今回は初めての取り組みだったので大変だったと思うが~、こういう点を注意するともっと良かったですね
今後どうするかは、相手に整理させながら話をさせるのがいい
まとめは、全体のまとめをしてあげることで、頭の中を整理して終わり。

結局は、自分の一番合ったやり方(やりやすいやり方)で実践してみるのが一番良いと思う。
私はSBI型を意識しながらしている、今は。