集住率

集住率

住民の居住を集中させる「集住」。
「集住率」とは、総務省の国勢調査人口等基本集計を使い、
1平方キロメートル当たり4000人以上といった条件を満たす人口集中地区の人口を全域の人口で割り算出したデータ。

「集住率」データ
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/regional-regeneration/population-density-map/

「集住率」を高めることを目的に各自治体は動き始めている。
そもそも、「集住率」はなぜ高い方がいいのか?について。

・居住地を集中させることにより、必要なインフラの整備に対するコスト削減が可能になる
飛び地で居住している状態だと、例えば同じような施設を複数設置する必要が出てきたり
利用人数も減ってしまうので無駄な維持費が嵩む。
また、利用される数が少なくなると利用価値ある?という疑問も出てくる。
人が集中する地域にインフラを整備した方が利用頻度は上がるし、余分なコスト削減につながり
また収入アップにもつながる可能性だってある。
限られた資源を有効活用するという側面で考えても、生産性は高まる。

「集住率」ランキング
都道府県別でみると、1位:滋賀、2位:宮城、3位:佐賀
滋賀はすぐに思い浮かんだ。人口増減率を根拠に。

市町村別でみると、上位トップ10は町村が多いのだが、
市で一番は、茨城県つくばみらい市。

ちなみに、「集住率」増加とGDPは連動している様で、
都道府県別トップ3の3県は、10年度比全国平均8.9%を超過し10%超の結果となっている。(県内総生産)