ファシリテーターの役割

ファシリテーターの役割

ファシリテーター=会議の進行役

会議参加メンバーの集中力が持たなかったり、
本来やりたい事が出来ず決めたい事が決まらず、といった光景は会社でよくあると思う。
もちろん私もそれを経験してきた1人。

すべてはファシリテーターの力によるというのが持論。

取り分け会議の中で参加メンバーが議論を行う環境をつくる必要性がある場合、
どのような会議空間を設計すればいいのだろうか。

参考になる考え方として「BIGPR」というものがある。
わざわざ「BIGPR」と整理しなくても自然とできている人も当然いるだろうが、
意識してやろうと思ったらこういう考え方は役に立つ。

B:background(背景)
I:introduction(自己紹介)
G:goal(目的・ゴール)
P:period(所要時間)
R:role(参加者への役割・期待事項)

・会議が開催された背景を話す
・進行する人間の簡単な自己紹介(別部署の人が参加する場合なども考えられるので)
・その会議の目的・ゴールを明確にする
・何時まで、というのを明確にする
・ゴールを達成するために、〇〇について皆さんの意見を聞かせてほしいなど

上記を30秒~1分でやる。
ここをダラダラ話していても集中力が持たない。
短時間で趣旨を理解してもらうことは重要。

その他、「質問は後回しにしない」
集中力を保つためにも、話の区切りの都度「ここまでは大丈夫でしょうか?」「ここまでで何か質問ありますか?」と聞く。
「話す」ことで集中力は保たれるし、「別の人」が話すことでも集中力は保たれる。

意識してやるだけで、会議の進行具合も変わる。
会議のゴール達成度合いも変わる、はず。