インサイトマーケティング

インサイトマーケティング

インサイト(本質を見抜く力、マーケ用語:人を動かす隠れた心理)の続き。
前回は、日清食品「カップヌードル」の事例を記事にしたが、
他にも事例は探せばたくさん出てくると思う。

ダイエットで有名なRIZAP。
ダイエット失敗する人は、「自分の意志が弱かったから」という理由でダイエットを断念したりします。
私も経験あり!
結局は自分次第。。。という心理状態なのだが、
RIZAPは「結果をRIZAP側がコミットする」と宣伝しています。
つまり、「自分の意志は弱いけど、成功するかも!?」という気持ちが醸成される仕組みです。
「自分の意志は弱いけど、ダイエットは成功させたい」というインサイトに応えたのがRIZAPの商品という事ですね。

飲食店の大戸屋は、店舗が建物の2階以上にあるのをご存知でしょうか?
この意図が、インサイトに繋がります。
ターゲットを女性と捉え、「1階だと定食屋に入りにくい」という心理に応えています。
またメニューについても「カロリー表示」することで「カロリーが気になる」方への配慮も伺えます。

まとめになりますが、心理を深堀して、「真の心理は何なのか」をリサーチするためにはどうすればいいか?
がインサイトマーケティングのスタートだという事ですね。