卑屈語

卑屈語

前回のブログでも、「言葉の使い方」について記載をしたが、
「言葉を選び、丁寧に話すこと」に神経が行き過ぎると
どうしても下手に出てしまい、結果的に回りくどい言い方になったり
聞き手(読み手)が窮屈に感じてしまう現象が起きやすい。

所謂、「卑屈語」が使われまくる状況に陥る。

特に社会人になったばかりの人、やたらと礼儀を重んじる習慣が強い組織はそうなりがち。
あくまでも個人的な見解だが、多少の言い回しを間違ったとしても、
そこまで気にする人はほとんどいないと思っている。

上司や先輩、お客様の前に立つと上手く話せない部下に言う事がある。
「話す言葉は普通の言葉でいい」と。
敬語は自然と出てくるもの。

言葉の使い方について、レクチャーする仕事を専門的にしている人でない限り
正しい言葉の使い方を知っている人はいないというのが持論で、
・人に嫌われないことを目的にするのではなく
・顧客を満足させることを目的にする
とシンプルに考えれると楽だ。

私は全く大した人間じゃないし、言葉の使い方に詳しい訳ではない。
きっと私のことを「言葉使い」が素晴らしいと思っている人はいない。
でもそのことに対して何も思わない。

卑屈語になったり、回りくどい言い方にしないために直ぐにできる事として
「いたします」を使う事と「頭におやごをつけて後ろをシンプルにする」のやり方がある。

・確認させていただきます → 確認いたします
・対応させていただきます →対応いたします
・お話させていただきます → お話します
・拝見させていただきます → 拝見します