星野リゾート社の出店戦略

星野リゾート社の出店戦略

大分では湯布院に続き別府でも開業する。
全室別府湾が眺められる立地になっている。
また、その後熊本、長崎でも計画されている。
コロナ禍の中で、である。
今や世界で約70施設ほどあり、
海外ではハワイやバリ島にもホテルがある。
知らなかったのだが、大阪の「新今宮駅」前にも開業していた。
また凄い場所に開業したな、というのが個人的な感想。

「新今宮駅」前のホテルは「OMO」シリーズ。
「OMO」シリーズは、
寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル というコンセプトがある。

旅先をまるごと楽しむディープなご近所の魅力を伝えるための仕掛けがあるのだとか
確かに、「ディープな場所」であることに間違いない。

コンセプトという部分を切り取ると、
星野リゾート社では現在5つのカテゴリーに宿泊施設を分けている。
それぞれの、「誰に」「何を」「どこで」「どのように」提供するのかを深堀していくと参考になるだろう。
・ラグジュアリーリゾート「星のや」
・温泉旅館「界」
・リゾートホテル「リゾナーレ」
・都市観光ホテル「OMO」
・ルーズに過ごすホテル「BEB」

ちなみに、「OMO」のロゴは「切妻」を採用している。
https://www.hoshinoresorts.com/sp/omo/

家:人・地域・つながりの強さを感じさせ、アットホームな温かさを連想させる。
ロゴの意味合いとして、家を内に秘めるよう立体的に描かれた切妻のデザインを採用し、強さや温かさを表現した、とある。
あと、文字体がいしに刻まれたように表現されている意味としては、
「回転の速い現在の都市において、ブランドや建物に永く息吹を与えられるロゴであってほしい」
という願いが込められているとの事。