喋り過ぎ症候群

喋り過ぎ症候群

そんな言葉はないのだが、
ついつい喋り過ぎてしまう傾向にある人は多い。
喋り過ぎると、混乱しながら喋ることになり
余計な発言をしたり、相手を不快にさせることが多い。

なぜ喋り過ぎるのか?

・承認欲求が強い
→相手に自分を理解してもらおうと話を誇張してまで話をする。
自分が言いたいことが言えないまま話が終わると不満。
相手からすると不快でしかない。

・沈黙に恐怖を感じる
→相手がポジティブな状態になるまで、話題や話し方を変えたりしながら
話し続ける、なんてことは私も良くある。
ただし、話にまとまりが無かったり、結果的に何度も同じことを伝えてしまう状態を
つくってしまうケースが多く、こちらも相手からすると不快でしかない。

ある調査では、18~45歳の成人の集中力時速時間は平均で8秒という結果が出ている。
CMは大体15秒か30秒単位で制作されているものが多い。
脳科学の分野でも言われているのが、人が相手の情報を聞きたい時間はせいぜい15秒という事で
つまり最初の15秒で如何に相手を惹きつけるトークが出来るかということが重要。

10秒とか15秒で全てを理解してもらうのは現実的に難しいケースもある訳で、
そういうときは、例えば10秒を1単位として話を組み立てるというやり方がある。
「序論・本論・結論」「起・承・転・結」で話を組み立てながら
それぞれ10秒×3、もしくは10秒×4で収めるということ。

最後にもう1度、
喋り過ぎは、相手を不快にさせることは間違いない。