コカ・コーラのペットボトル容量変化

コカ・コーラのペットボトル容量変化

一部のスーパーではコカ・コーラの容量に変化を加えてきている。
理由は、1世帯当たりの人数が減少していることから。
(1995年:2.91人→2019年2.39人、単身や夫婦2人の世帯比率5割超えた
 ※厚生労働省、国民生活基礎調査)

従来は、1.5Lと500mlのみを扱っていたが、
現在は、1.5L・700ml・350mlの3種類に変更している。

2人だと1.5Lは飲みきれない⇒700mlの誕生
1人だと500mlは飲みきれない⇒350mlの誕生
※1.5Lは、友人とのパーティー用で需要がある。

一度栓を空けて長時間放置すると炭酸が抜けて美味しさが半減するので
世帯人数に合わせて適量の容量だと思われるサイズに変更したという背景。

ちなみに、スーパーとコンビニ・自販機では「飲む場所」が違うという理由から
容量については考え方が異なる。
スーパーでは購入して「家に帰ってゆっくり飲む」割合が高く
コンビニ・自販機では購入して「屋外で直ぐに飲む」割合が高いという理由から
コンビニ・自販機では500mlの需要はあるとみている。
これは詳しく記載されていなかったが「屋外で直ぐに飲む」人は
500mlは多くなく少なくなく適量だという意見が多かったのだろう。
屋外で飲む方が飲みたい衝動に駆られている人が多いのかもしれない。
コンビニで購入した人の方が一口で飲む量が多い、というのも関係しているのかもしれない。

1年前から試験を始め売上が2割高のスーパーもあるみたいのなので
今のところはニーズにマッチした状態と言っても良さそうである。